全国紙には出ていましたが、在京のテレビでは、余り報じられていない感じがしますね。
地球環境問題が叫ばれている中、戦争をする余裕は人類には無いはずです。戦争に投入される資源・エネルギー、戦争で破壊されたものを復興するために投入される資源・エネルギー、あんなに無駄なものはありません。
沖縄:車のナンバープレートに銃弾 米軍の流れ弾か 沖縄・金武町
(2008年12月15日 毎日新聞)
13日午後7時半ごろ、沖縄県金武(きん)町伊芸(いげい)区の民家駐車場で、乗用車前部の字光式ナンバープレートが壊れ、内部に銃弾があるのを所有者の男性(25)が見つけ、110番した。県警石川署の調べでは、銃弾は長さ約4・5センチ、直径約1センチ。伊芸区は米軍キャンプ・ハンセンに近く、現場の北東約500メートルに実弾射撃場があることから、同署は米軍の流れ弾の可能性が高いとみて器物損壊容疑で調べている。沖縄防衛局、金武町も14日、被害状況を確認した。
ナンバープレートは厚さ約2センチ。表面のプラスチックに穴があき、銃弾は裏面の金属板を貫通せずに内部に落ちていた。車の約2メートル前には、コンクリートが長径約4センチの楕円(だえん)形に削られた跡があり、県警はコンクリートに跳ね返ってナンバープレートに当たった可能性があるとみている。
現場は沖縄自動車道伊芸サービスエリア東約1・1キロの集落内で、自動車道の南約200メートル、国道329号から北に約70メートル。ハンセンは自動車道の北側にあり、銃弾は自動車道を越えて飛んできた可能性が高いという。
伊芸区では米軍の流れ弾事故が戦後20件余り発生。女性や幼児の太ももに命中する人身事故も2件起きている。区の住民によると、昨年も子供が集落内で銃弾が落ちているのを見つけたという。車所有者の男性の祖母(70)は「いつ弾が飛んでくるか分からず、おちおち歩けない。本当に怖い」と話した。
現場を視察した金武町の儀武(ぎぶ)剛町長は「おそらく米軍の銃弾だろう。大変遺憾だ。米軍の銃弾と確認されれば当然抗議する」と話した。
M2重機関銃の弾か/米海兵隊の主要装備/ハンセン、訓練続行
(2008年12月17日 沖縄タイムズ)
金武町伊芸区の車両被弾事件で見つかった銃弾とみられる金属片は、在沖米海兵隊が使用しているM2重機関銃弾の可能性が高いことが十六日、関係者の話で分かった。M2の最大射程は六・八キロ。伊芸区の被弾事件では、約四キロ離れた恩納村側の「レンジ7」などから発射された可能性が浮上している。しかし、在沖米海兵隊報道部は同日の沖縄タイムスの取材に、「調査終了前に訓練(計画)変更を推測するのは不適切」とし、金属片が米軍の銃弾と確定されていない段階では訓練を続行する姿勢だ。
M2は車両や軽装甲車などを攻撃する対地用、対空用のほか、ヘリなどの航空機にも搭載されている。口径は50口径(〇・五〇インチ=一二・七ミリ)。キャンプ・ハンセンなどで使用されている海兵隊の主要な装備だ。
二〇〇二年には、シュワブの「レンジ10」から発射されたとみられるM2の銃弾が名護市数久田区で発見される事件も発生したが、米軍は銃身を固定する射角制御装置を導入し、安全対策が取られたとして訓練を再開している。
金属片については、県警科学捜査研究所が鑑定作業を続けている。
金武町伊芸区の被弾事件を受け、沖縄防衛局は地元の不安が大きいことを理由に、安全が確保されるまで関連訓練を控えるよう米軍に要請していたが、米軍は訓練を続行している。
在沖米海兵隊報道部は「海兵隊は金属物の出元と地元の不安に取り組むため、沖縄防衛局と協力して作業にあたっている」と説明している。
沖縄防衛局によると、キャンプ・ハンセンで十五―二十一日の演習予定として、金武町伊芸区周辺のレンジ3や4、4R、5、5Fを含む十六カ所のレンジと全GP(ガンポジション)区域で終日、実弾射撃を行うと通告している。
また、廃弾処理を第一廃弾処理場(EOD1)で、爆破訓練をEOD2で、一般演習を第二、第三、第五演習場、レンジ6で行うと通告した。同局によると、八―十四日の通報内容と同様だという。
被弾の発覚は十三日。伊芸区では十五日夕方や十六日も、実弾射撃訓練とみられる発砲音が響き、住民は反発を強めている。


